京極氏信(読み)きょうごく うじのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「京極氏信」の解説

京極氏信 きょうごく-うじのぶ

1220-1295 鎌倉時代の武将
承久(じょうきゅう)2年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)の豪族で,同国守護佐々木信綱(のぶつな)の4男。京極氏の祖。京都京極高辻(たかつじ)に館(やかた)をかまえて,京極と称した。宝治(ほうじ)合戦(三浦氏の乱)では三浦泰村(やすむら)の追討に活躍。幕府引付衆(ひきつけしゅう),評定衆(ひょうじょうしゅう)などをつとめた。永仁(えいにん)3年5月3日死去。76歳。通称四郎。法名は道(導)善。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android