朝日日本歴史人物事典 「京極高数」の解説
京極高数
生年:永和2/天授2(1376)
南北朝・室町時代の守護大名。高詮の第2子で,高光の弟。病弱の兄高光の代行をよく務め,高光死没後はその子持高(持光)が幼少のため,後見人となった。しかし永享11(1439)年に持高が嫡子のないまま早世すると,その弟持清がいたにもかかわらず,高数が家督を相続。これは将軍家の意向によるものであった。京極家累代の出雲,隠岐,飛騨の各国守護および侍所頭人を務めた。<参考文献>『東浅井郡志』1巻
(宇野日出生)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報