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人名勘定 じんめいかんじょうpersonal account

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

人名勘定
じんめいかんじょう
personal account

企業が他者の債権債務および出資関係を記録する場合,相手方人名 (企業名) によって処理する勘定の総称。たとえばA商会に掛売りした場合に通常は売掛金勘定で処理するが,人名勘定による場合は「A商会」という企業名をそのまま勘定科目として用いて処理する。この方法が利用されるのは,どの企業にどれだけ売掛金があるか把握できないと代金回収などに支障をきたす場合などにそなえて設けられる。しかし取引先数が多い場合にはこの方法で処理することは不可能なので,試算表や貸借対照表に計上する勘定科目 (総勘定元帳 ) としては売掛金という勘定科目を用いて,すべての取引先の売掛金を総括して処理し,人名勘定は通常補助簿である得意先元帳のなかに設けられる。なおこの場合の売掛金勘定の金額と各人名別勘定の合計金額は一致する。同様のケースは買掛金についても生じ,この場合の人名勘定は仕入先元帳の中に設けられる。

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デジタル大辞泉の解説

じんめい‐かんじょう〔‐カンヂヤウ〕【人名勘定】

簿記で、取引先ごとの債権債務を処理するために、相手方の氏名または商号などを勘定科目として設ける勘定。

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大辞林 第三版の解説

じんめいかんじょう【人名勘定】

取引先の人名あるいは企業名を勘定科目とし、取引によって生ずる債権・債務の増減を記入するもの。

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