試算表(読み)しさんひょう

百科事典マイペディアの解説

試算表【しさんひょう】

複式簿記のもとで計算期末に作成される勘定形式の総括一覧表。会計帳簿の締切,各勘定残高の記入・転記によって作成される。期中における元帳記録の正否を貸借平均の原理(貸方合計と借方合計は一致する)によって自己検証する。決算のための基礎資料。残高試算表,合計試算表,合計残高試算表がある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

事業再生用語集の解説

試算表

複式簿記で、仕訳伝票または仕訳帳から元帳への転記の正否を検証するため、元帳各勘定口座の貸借合計額や貸借差引残高を勘定科目名とともに記入する表。

出典 (株)セントラル総合研究所事業再生用語集について 情報

大辞林 第三版の解説

しさんひょう【試算表】

複式簿記で、仕訳帳から元帳への転記が正しいか否かを検証するために、各勘定の貸借の合計額(合計試算)または貸借残高(残高試算)を記した表。貸し方・借り方の合計が一致すれば正しいことが認められる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

試算表
しさんひょう
trial balance

複式簿記の記録・計算処理の過程で作成される作業表の一つ。基本的には、仕訳と勘定記入の的確性や適正性を検証する役割をもつものである。T/Bと表記する。複式簿記では、一つの取引を二つの側面、すなわち借方項目と貸方項目とに整理して記録する。したがって、借方に記入された金額の合計と貸方に記入された金額の合計は絶対的に一致しなければならない。これを貸借平均の原理という。この原理を利用して、勘定記入した金額の合計や残高を一覧に表示して、貸借の最終の合計が合致することを検証したものが試算表である。定期的に作成される試算表は、企業活動の全体を概観するためにも有効な資料である。試算表には、基本的には、合計試算表、残高試算表、合計残高試算表の3種類がある。[東海幹夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

オフサイドトラップ

サッカーの守備の戦術。攻め込んでくる選手とすれ違うように守備側選手が一斉に前へ出て、攻撃側の選手をオフサイドの位置に残すもの。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

試算表の関連情報