人意(読み)ジンイ

デジタル大辞泉 「人意」の意味・読み・例文・類語

じん‐い【人意】

世の人々の心。人心
「最も―を喜ばしむる実録にして」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「人意」の意味・読み・例文・類語

じん‐い【人意】

  1. 〘 名詞 〙 人の心。人々の心。人心。
    1. [初出の実例]「能知人意狎不去、或泝或沿与波遊」(出典文華秀麗集(818)下・水上鴎〈朝野鹿取〉)
    2. 「之を舎(お)け。汝弁佞、善く屈し善く忍ぶ。妙に人意を取る」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)三)
    3. [その他の文献]〔列子‐楊朱〕

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普及版 字通 「人意」の読み・字形・画数・意味

【人意】じんい

人の気持ち。〔後漢書、呉漢伝〕、性疆力、(つね)に征伐に從ふ。未だ安んぜざるときは、恆に側足して立つ。~(帝)乃ちじて曰く、差(やや)人を彊(つよ)くす。隱として一國の(ごと)しと。

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