人種差別反対世界会議(読み)ジンシュサベツハンタイセカイカイギ

デジタル大辞泉の解説

じんしゅさべつはんたい‐せかいかいぎ〔‐セカイクワイギ〕【人種差別反対世界会議】

「人種主義、人種差別、外国人排斥及び関連する不寛容に反対する世界会議」の略称。人種差別撤廃条約の実効性を確保するために国連が主催する国際会議。人種差別に反対する世界会議
[補説]2001年に南アフリカダーバンで開催された同会議で、奴隷制植民地主義を人道に対する罪と認識し、人種差別・外国人排斥の撲滅を中心に移民・先住民・宗教・貧困・人身取引など幅広い問題に言及した「ダーバン宣言および行動計画」を採択。その履行状況を確認する目的で2009年にスイスジュネーブで開催された会議は、パレスチナ問題をめぐる中東諸国とEU諸国の認識の違いなどにより紛糾した。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

人種差別反対世界会議

65年の国連総会で採択された「人種差別撤廃条約」の理念を実現するため、78年、83年に開かれ、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)政策を糾弾した。01年には、アパルトヘイトと決別した南アのダーバンで開催。奴隷制を人道に対する罪とし、植民地支配が人種差別につながると認めるなどした宣言と行動計画が採択され、人種主義や人種差別、外国人排斥の根絶に向けて各国が努力するよう求めた。だが、その後も差別的な言動が多くの国で見られるばかりか、インターネットを通じて拡散しているなどとして、06年の国連総会で再検討会議の開催が決まっていた。

(2009-04-21 朝日新聞 朝刊 1外報)

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