今林准后(読み)いまばやしじゅごう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今林准后」の解説

今林准后 いまばやしじゅごう

1196-1302 鎌倉時代,西園寺実氏(さねうじ)の妻。
建久7年生まれ。四条隆衡(たかひら)の娘。四条天皇の乳母で,大宮院(後深草天皇,亀山天皇生母),東二条院(後深草天皇の中宮)を生む。建長6年准三宮(じゅさんぐう)(准后)となり,嵯峨(さが)の今林殿にすんだ。北山准后,常盤井准后ともよばれた。正安(しょうあん)4年10月1日死去。107歳。名は藤原貞子(ていし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android