デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今林准后」の解説 今林准后 いまばやしじゅごう 1196-1302 鎌倉時代,西園寺実氏(さねうじ)の妻。建久7年生まれ。四条隆衡(たかひら)の娘。四条天皇の乳母で,大宮院(後深草天皇,亀山天皇の生母),東二条院(後深草天皇の中宮)を生む。建長6年准三宮(じゅさんぐう)(准后)となり,嵯峨(さが)の今林殿にすんだ。北山准后,常盤井准后ともよばれた。正安(しょうあん)4年10月1日死去。107歳。名は藤原貞子(ていし)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例