介者(読み)かいしゃ

精選版 日本国語大辞典 「介者」の意味・読み・例文・類語

かい‐しゃ【介者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「介」はよろいの意 ) 甲冑(かっちゅう)を着けた兵士介士。〔伊呂波字類抄鎌倉)〕〔礼記‐曲礼上〕
  3. なかをとりもつ者。
    1. [初出の実例]「主客の礼はあわいが一二町ありて、賓者介者がつづいて、何事に来たと云いついで、さて中へ接し入るぞ」(出典:史記抄(1477)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「介者」の読み・字形・画数・意味

【介者】かいしや

介士。〔礼記、少儀〕玉を執り龜筴(きさく)を執りては趨(はし)らず。堂上には趨らず、上には趨らず。武車には式(しよく)(軾)せず、介は拜せず。

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