介護休業給付(読み)カイゴキュウギョウキュウフ

デジタル大辞泉 「介護休業給付」の意味・読み・例文・類語

かいごきゅうぎょう‐きゅうふ〔カイゴキウゲフキフフ〕【介護休業給付】

雇用保険法に規定される雇用継続給付の一。介護休業取得を容易にすることと、介護休業後の職場復帰の支援目的。対象家族のために介護休業を取得した受給資格者が、職場復帰した後に支給される。

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共同通信ニュース用語解説 「介護休業給付」の解説

介護休業給付

育児介護休業法では、労働者勤め先に申し出ると、介護が必要な家族1人につき最長で93日間休むことができると定めている。この休んでいる間の生活を保障するため、雇用保険から賃金の40%が支払われる。子育てに対応する育児休業給付と同様、離職を防ぐ狙いがある。財源の9割程度は労使が支払う保険料で、残りを国庫で負担する。総務省の2012年の調査では、働きながら介護をしている約240万人のうち介護休業を取得したのは7万6千人で、3・2%にとどまっている。

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