介護支援専門員(読み)カイゴシエンセンモンイン

デジタル大辞泉 「介護支援専門員」の意味・読み・例文・類語

かいごしえん‐せんもんいん〔カイゴシヱンセンモンヰン〕【介護支援専門員】

介護保険法に基づいて定められたケアマネージメント専門職介護保険要介護認定要支援要介護と認定された人が適切なサービスを受け、自立した日常生活を送れるように、ケアプランを作成したり、自治体・各種サービス事業者介護保険施設との間で連絡調整を行う。居宅介護支援事業所・介護保険施設地域包括支援センターなどに勤務する。各都道府県が実施する介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、実務研修を修了後、資格登録簿に登録され、専門員証が交付される。5年ごとに研修を受けて登録を更新することが義務づけられている。ケアマネージャーケアマネ。→主任介護支援専門員

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精選版 日本国語大辞典 「介護支援専門員」の意味・読み・例文・類語

かいごしえん‐せんもんいんカイゴシヱンセンモンヰン【介護支援専門員】

  1. 〘 名詞 〙 介護保険制度もとに、要介護者のために介護サービス計画(ケアプラン)を作成する社会福祉専門家。都道府県の資格試験に合格したのち一定の研修を受けることが必要。ケアマネジャー。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「介護支援専門員」の意味・わかりやすい解説

介護支援専門員
かいごしえんせんもんいん

介護保険制度(→介護保険法)においてケアマネージメントを行なう専門職。ケアマネージャーともいう。居宅介護支援事業所(ケアマネージメント事業所)や介護保険施設などに所属し,介護や支援を必要とする者が適切なサービスを受けられるよう,要介護認定の代行・訪問調査,介護サービス計画(ケアプラン)の作成からサービス実施状況の把握,費用や利用者負担分の給付管理などを一括して行なう。都道府県が実施する介護支援専門員実務研修受講試験に合格後,実務研修を受講し,研修修了証の発行をもって資格取得となる。受験資格として医療・保健・福祉分野での専門職実務経験 5年以上などが必要とされる。

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知恵蔵 「介護支援専門員」の解説

介護支援専門員

介護保険利用者の相談に応じて、介護サービス計画(ケアプラン)を作る専門職。事業者や市区町村と連絡を取りながら、サービス利用を手助けする。市区町村から委託され、要介護認定のための認定調査も行う。質の向上を図るため、2006年度から、資格が5年ごとの更新制となった。また、新たに主任ケアマネジャーの資格が創設された。ケアプラン作成の報酬は要介護度別に設定され、1人当たりの受け持ち数が多くならないように工夫された。

(梶本章 朝日新聞記者 / 2007年)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「介護支援専門員」の意味・わかりやすい解説

介護支援専門員
かいごしえんせんもんいん

ケアマネージャー

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