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仏御前 ホトケゴゼン

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デジタル大辞泉の解説

ほとけ‐ごぜん【仏御前】

平家物語登場人物。京都の白拍子祇王(ぎおう)にかわって平清盛の寵愛(ちょうあい)を受けたが、祇王のあとを追って尼となった。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

仏御前 ほとけごぜん

?-? 平安時代後期の白拍子(しらびょうし)。
平家物語」によれば,白拍子の祇王(ぎおう)・祇女にかわり平清盛の寵愛(ちょうあい)をうけるが,世の無常をさとり,嵯峨(さが)の祇王・祇女の庵をおとずれて尼となり,ともに仏道にはげんだという。加賀(石川県)出身。

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朝日日本歴史人物事典の解説

仏御前

没年:治承4.8.18(1180.9.9)
生年:永暦1.1.15(1160.2.23)
平安時代末期の白拍子。加賀国(石川県)の出身。16歳で都に聞こえた白拍子の上手となり,平清盛の西八条邸に推参。すでに白拍子祇王を寵愛していた清盛の拒絶に合うが,祇王の取り成しで清盛と対面して舞を舞う。この結果,清盛の寵愛は仏に移り,仏を慰めるために清盛に召されて今様を謡った祇王は,母刀自,妹祇女と共に悲嘆のうちに嵯峨の奥に出家して,庵を結んだ。一方仏は,祇王の恩を仇で返したことを情けなく思い,かつ祇王の身の上いつか自分自身の身の上となることに無常を感じ,尼となって祇王たちの庵を訪れた。そして,仏ら4人の尼は皆往生して,長講堂の過去帳にも記されたという。<参考文献>山本清嗣・藤島秀隆『仏御前』

(細川涼一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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大辞林 第三版の解説

ほとけごぜん【仏御前】

平家物語の登場人物。京の有名な白拍子であったが、自分のために平清盛の寵を失い、追われた祇王ぎおうのあとを追って嵯峨の往生院で尼となった。 → 祇王

出典|三省堂
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世界大百科事典内の仏御前の言及

【祇王】より

…白拍子の始まりは,鳥羽院のころの島の千歳と和歌の前の2人で,水干に烏帽子(えぼし)を着けて太刀を帯びて舞い,男舞と呼ばれていた(〈中音(ちゆうおん)〉)。祇王は遊び女たちのうらやみの的だったが,仏御前(ほとけごぜん)という若い白拍子が,自分も一度はというので清盛邸に推参した。祇王の取りなしで清盛の前へ出た仏御前は,〈君を始めて見る折は,千代も経ぬべし姫小松……〉という今様をみごとに歌って人々を感動させた(〈三重〉)。…

【祇王・祇女】より

…《平家物語》巻一〈祇王〉に登場する白拍子の姉妹。姉の祇王が清盛に愛され,母娘3人で裕福にくらしていたが,加賀国の白拍子,仏御前が現れて清盛を魅了する。祇王は暇を出され,また仏御前を慰めるため清盛の邸に呼び出されることがあり,自害を思い立つが母に制止されて出家する。…

※「仏御前」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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