20世紀日本人名事典 「仙波太郎」の解説 仙波 太郎センバ タロウ 明治〜昭和期の陸軍中将 衆院議員。 生年安政2年4月21日(1855年) 没年昭和4(1929)年2月19日 出生地伊予国温泉郡久米村(愛媛県) 学歴〔年〕陸士〔明治12年〕卒,陸大〔明治18年〕卒 経歴仙波幸雄の長男に生まれる。明治12年陸軍少尉となり、23年駐在武官としてドイツに留学し帰国後、少佐。日清戦争時の30年第3師団参謀長、36年清国駐屯軍司令官、37年少将として日露戦争に従軍した。43年中将、大正3年第一次世界大戦時には第3師団長を務め、桂、宇都宮と共に“陸軍の三太郎”と称された。大正5年予備役に回り岐阜市外に移り在郷軍人団の指導に当たる。7年衆院議員を務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仙波太郎」の解説 仙波太郎 せんば-たろう 1855-1929 明治-大正時代の軍人。安政2年4月21日生まれ。日清(にっしん)・日露戦争に従軍。明治43年陸軍中将,大正3年第一次大戦時に第三師団長。桂(かつら)太郎,宇都宮太郎とともに陸軍の三太郎と称され声望があった。9年衆議院議員。昭和4年2月19日死去。75歳。伊予(いよ)(愛媛県)出身。陸軍大学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by