仮定形(読み)カテイケイ

デジタル大辞泉の解説

かてい‐けい【仮定形】

口語の活用形の一。用言助動詞の第五活用形。接続助詞」を伴って順接仮定の条件を示す。「行けば」「書けば」などの「行け」「書け」の類。文語已然形が、その機能を変えて、主として仮定表現に用いられるようになったところからついた名称。文語では、この働きは未然形が有する。

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大辞林 第三版の解説

かていけい【仮定形】

口語の用言・助動詞の活用形の一。六活用のうち、第五番目に置かれる。接続助詞「ば」を伴って、仮定条件を表す。「読めば」「見れば」「受ければ」の「読め」「見れ」「受けれ」の類。

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精選版 日本国語大辞典の解説

かてい‐けい【仮定形】

〘名〙 文法用語。活用形の一つ。口語の用言、助動詞の語尾変化の第五段。形容動詞または若干の助動詞を除いては、文中単独で用いられず、接続助詞「ば」を添えて、ま成立しない条件を仮定し、または条件の成り立つものと仮定する形。「読めば」「美しければ」「静かなら」「行ったら」の「読め」「美しけれ」「静かなら」「たら」の類。文語の已然形から転じて成立したもの。この機能は文語では未然形が果たす。〔日本口語法(1906)〕

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