デジタル大辞泉 「仮門」の意味・読み・例文・類語 け‐もん【仮門】 仏語。真実の道に入らせるための方便として仮に設けられた教え。浄土真宗で、念仏以外の自力の諸善をいう。⇔真門。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「仮門」の意味・読み・例文・類語 け‐もん【仮門】 〘 名詞 〙 仏語。念仏以外の万善諸行をさす。真宗で用いる言葉。念仏の真門に対するとき、諸行は方便。方便門。[初出の実例]「至心発願欲生と十方衆生を方便し、衆善の仮門(けもん)ひらきてぞ現其人前(げんごにんぜん)と願じける」(出典:三帖和讚(1248‐60頃)浄土) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例