伊射奈伎神社(読み)いざなぎじんじや

日本歴史地名大系 「伊射奈伎神社」の解説

伊射奈伎神社
いざなぎじんじや

[現在地名]大飯町福谷

福谷ふくたにの西端に鎮座する。境内は広く社叢が茂り、社殿は南面する。祭神伊弉諾いざなぎ尊。旧郷社。「延喜式」神名帳の大飯おおい郡中の一座に伊射奈伎神社があり、当社に比定される。また文永二年(一二六五)若狭国惣田数帳写にみえる「福谷宮」にあてられる。延宝三年(一六七五)の「若州管内社寺由緒記」には「福祥山(隆)興寺天満天神、時代由緒不知、山林竹木祝屋敷御赦免、十七ケ村の大社にて御座候」とあり、江戸時代初期には天満宮として信仰を集めていたことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む