デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東燕凌」の解説 伊東燕凌(2代) いとう-えんりょう 1801-1855 江戸時代後期の講釈師。享和元年生まれ。初代伊東燕晋(えんしん)の弟子初代燕凌に入門,文政12年2代を襲名。木戸銭をたかくしても大入りの人気で,天保(てんぽう)11年7代市川団十郎が「勧進帳」の舞台でその講釈の調子をとりいれたという。安政2年7月15日死去。55歳。姓は漆畑。名は新介。初名は伊東凌宇。著作に「義士肖像忠臣蔵」。【格言など】酔ひさめのこれや此世の秋の水(辞世) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例