伊東重義(読み)いとう しげよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊東重義」の解説

伊東重義 いとう-しげよし

1631-1663 江戸時代前期の武士
寛永8年生まれ。伊東重門(しげかど)の養父陸奥(むつ)仙台藩士。寛文3年原田甲斐(かい)とともに奉行(家老)となる。就任に先だって藩主伊達亀千代(綱村)の後見役である伊達宗勝(むねかつ)と田村宗良(むねよし)に誓書をかかせたが,まもなく病にたおれた。宗勝の専横がつよまるなか,後事を分家伊東重孝に託して,寛文3年9月16日死去。33歳。通称は新左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例