デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊波冬子」の解説 伊波冬子 いは-ふゆこ 1897-1975 大正-昭和時代の歌人。明治30年6月10日生まれ。「沖縄朝日新聞」の歌壇で活躍。大正13年生地の沖縄から上京して,東京女高師(現お茶の水女子大)付属図書館につとめる。伊波普猷(ふゆう)と結婚したが,昭和22年夫は死去。34年に帰郷,亡夫の全集の出版につくす。晩年は折口信夫(しのぶ)に師事した。昭和50年11月22日死去。78歳。沖縄第一高女卒。筆名は真栄田(まえだ)忍冬。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例