伊藤 冨雄(読み)イトウ トミオ

20世紀日本人名事典 「伊藤 冨雄」の解説

伊藤 冨雄
イトウ トミオ

大正・昭和期の郷土史家 長野県副知事。



生年
明治24(1891)年10月23日

没年
昭和44(1969)年1月30日

出生地
長野県諏訪郡中洲村(現・諏訪市)

学歴〔年〕
諏訪中〔明治40年〕中退

経歴
明治40年に長野県立諏訪中学校を中退、家業に従ったのち大正14年から昭和8年まで中洲実業補習学校に勤務。その後、中洲村の村会議員や同村村長などを歴任し、22年には林虎雄知事のもと長野県副知事に抜擢され、食糧難の解消などに尽力した。23年に職を辞し、以後は長野県、特に諏訪地方の歴史研究に没頭諏訪神社の研究などですぐれた論文を数多く発表している。著作は「伊藤冨雄著作集」全6巻にまとめられている。

伊藤 冨雄
イトウ トミオ

昭和・平成期の土木工学者 大阪大学名誉教授



生年
大正9(1920)年6月27日

没年
平成15(2003)年11月25日

出生地
神奈川県横浜市

学歴〔年〕
京都帝国大学工学部土木工学科〔昭和18年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和33年〕

主な受賞名〔年〕
土質工学会功労章〔昭和44年〕,勲二等旭日重光章〔平成6年〕

経歴
大阪大学工学部講師、助教授を経て、教授。昭和59年大阪工業大学教授となり、62年〜平成6年学長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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