伊藤徳三(読み)イトウ トクゾウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「伊藤徳三」の解説

伊藤 徳三
イトウ トクゾウ


肩書
衆院議員(政友会)

生年月日
嘉永6年6月(1853年)

出生地
尾張国(愛知県)

経歴
明治2年上京、英学を学び、尾張藩の先輩鷲津毅堂らに啓発された。奥羽巡撫使丹羽賢に従って奥州偵察、7年の佐賀の乱平定後、佐賀裁判所に勤め、間もなく辞任、長崎に行き米人デビンションに英学を師事、長崎自由新聞を創刊。弁護士となり20年大阪で法律事務に従事、かたわら尼ケ崎紡績、大阪瓦斯、今宮紡績など設立。大阪府議、大阪弁護士会長を務めた。31年衆院議員となり、立憲政友会幹事。36年政界引退、京津、大津電車を経営、また韓国瓦斯電気会社を設立、監査役

没年月日
大正10年4月26日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤徳三」の解説

伊藤徳三 いとう-とくぞう

1853-1921 明治-大正時代実業家,政治家。
嘉永(かえい)6年6月生まれ。長崎で英学をまなび,明治20年大阪で弁護士を開業尼崎紡績,大阪瓦斯(ガス)の設立にくわわった。31年衆議院議員(政友会)。のち京津電気軌道,大津電車軌道(現京阪電鉄),韓国瓦斯電気の役員をつとめた。大正10年4月26日死去。69歳。尾張(おわり)(愛知県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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