伊藤松和(読み)いとう しょうわ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤松和」の解説

伊藤松和 いとう-しょうわ

1801-1878 江戸後期-明治時代の囲碁棋士。
享和元年生まれ。名古屋商家出身。伊藤子元,江戸の本因坊元丈に師事した。文政5年初段。嘉永(かえい)2年7段にすすみ,本因坊(跡目)秀策とともに御城碁をつとめた。天保(てんぽう)12年の本因坊秀和との白番持碁(じご)局が傑作とされる。準名人(8段)。明治11年死去。78歳。初名は松次郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android