伏拝王子跡(読み)ふしおがみおうじあと

日本歴史地名大系 「伏拝王子跡」の解説

伏拝王子跡
ふしおがみおうじあと

[現在地名]本宮町伏拝

熊野街道中辺路に沿った「すみやの森」が跡地といわれ、現在は少し下の林道左側に「権現のおじさん」と俗称される石祠と和泉式部供養塔と伝える石塔がある。熊野九十九王子の一で、県指定史跡。熊野本宮大社まで約四キロの地にあり、すみやの森付近から南東方に熊野本宮旧地の大斎原(おおゆのはら)が望まれる。伏拝王子は熊野本宮遥拝所としての性格を有したといわれるが創祀は不明で、熊野参詣の記録をはじめ、文明五年(一四七三)の「九十九王子記」にも名がみえない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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