会友(読み)カイユウ

精選版 日本国語大辞典 「会友」の意味・読み・例文・類語

かい‐ゆうクヮイイウ【会友】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 会員である友人。
    1. [初出の実例]「道徳の学会を開き、同志の者は官民を論ぜず、宗旨の異同を問はず、政治の意見の如何に管せず、尽く合して会友となり」(出典:日本道徳論(1887)〈西村茂樹〉四)
  3. 会員以外で、会に関係する人。また、その人に与えられる称号、資格。
    1. [初出の実例]「会友にはなっていたが再出品の年も昨年も一点だけの入選で」(出典:樹影(1972)〈佐多稲子〉一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「会友」の読み・字形・画数・意味

【会友】かいゆう(くわいいう)

朋友が集まり、交わる。〔論語顔淵〕曾子曰く、君子を以て友を會し、友を以て仁を輔(たす)く。

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