伯東寺(読み)はくとうじ

日本歴史地名大系 「伯東寺」の解説

伯東寺
はくとうじ

[現在地名]田主丸町菅原

日頂山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。寛文十年寺社開基によると、文禄(一五九二―九六)初め円佐が観音木像を安置する禅宗の妙法寺を開いたが、慶長七年(一六〇二)に退転。翌八年山本(やまもと)郡蜷川(にながわ)村(現久留米市)の真宗の僧玄清が再興したのに始まるという。慶安三年(一六五〇)有馬忠頼から観音堂敷地を拝領したが、明暦三年(一六五七)の大水で破損したとされる。一説には正保四年(一六四七)有馬忠頼の命により西本願寺派として筑前国原田(はるだ)(現筑紫野市)に退去したとも(石原家記)、明暦二年旅僧了撰・順清が東本願寺派として再興したとも伝える(「田主丸郷土史研究」創刊号)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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