コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

伴伝兵衛(2代) ばん でんべえ

2件 の用語解説(伴伝兵衛(2代)の意味・用語解説を検索)

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

伴伝兵衛(2代) ばん-でんべえ

?-? 江戸時代前期の商人。
父初代伝兵衛が江戸日本橋にひらいた近江屋をつぎ,麻織物,蚊帳(かや),畳表などをあきなう。趣味の囲碁をいかして筑後(ちくご)(福岡県)柳河(やながわ)藩主立花氏の相手をするなど諸大名の屋敷にも出入りし,家業を発展させた。明暦年間(1655-58)に活躍。

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha 2015.
書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

伴伝兵衛(2代)

生年:生没年不詳
江戸前期の近江商人。文禄4(1595)年近江の八幡城(近江八幡市)廃城後,関東への行商に活路を求めた初代伝兵衛は寛永年間(1624~44),日本橋通一丁目に開店し,近江屋三右衛門の屋号で蚊帳,畳表,麻布類を取り扱った。明暦年間(1655~58)に活躍した2代目伝兵衛は,業務を拡張し,諸侯の屋敷も得意先とした。囲碁を趣味に持った2代目は,ある年の大晦日に商用で出かけた筑後国(福岡県)柳川の大名立花家の屋敷で,当主の囲碁の相手を務めたことを契機に同家の正月の飾りを設営。のち自家に華麗な門松を設営してもらうことが年中行事となり,商勢を一層高めたという。本業以外にも一芸を磨くことで,人間に幅と品格が備わったのである。<参考文献>井上政共編『近江商人』

(末永國紀)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

伴伝兵衛(2代)の関連キーワード三宅擔庵近江商人五個荘近江八幡江頭恒治諏訪忠恒建部七郎右衛門伴伝兵衛(初代)松居久次郎矢尾喜兵衛

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone