位分資人(読み)イブンシジン

デジタル大辞泉 「位分資人」の意味・読み・例文・類語

いぶん‐しじん〔ヰブン‐〕【位分資人】

律令制で、五位以上の上級貴族に与えられた従者。→資人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「位分資人」の意味・読み・例文・類語

いぶん‐しじんヰブン‥【位分資人】

  1. 〘 名詞 〙 令制における下級官人。五位以上の諸王諸臣位階に応じて、一位に一〇〇人、二位に八〇人などの定数があり、主人警護雑務に使われた。外八位以下の子および庶人から選ばれる。官職に応じて賜わる職分資人(しきぶんしじん)に対する。〔続日本紀‐養老三年(719)一二月庚寅〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android