位分資人(読み)イブンシジン

デジタル大辞泉 「位分資人」の意味・読み・例文・類語

いぶん‐しじん〔ヰブン‐〕【位分資人】

律令制で、五位以上の上級貴族に与えられた従者。→資人

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「位分資人」の意味・読み・例文・類語

いぶん‐しじんヰブン‥【位分資人】

  1. 〘 名詞 〙 令制における下級官人。五位以上の諸王諸臣位階に応じて、一位に一〇〇人、二位に八〇人などの定数があり、主人警護雑務に使われた。外八位以下の子および庶人から選ばれる。官職に応じて賜わる職分資人(しきぶんしじん)に対する。〔続日本紀‐養老三年(719)一二月庚寅〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android