デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「住田又七」の解説
住田又七(3代) すみた-またしち
初代住田又兵衛の門弟。弘化(こうか)3年から笛方として江戸中村座に出演,嘉永(かえい)6年3代又七を襲名し,立笛(たてぶえ)となった。明治30年11月10日死去。前名は住田鈴太郎。
住田又七(初代) すみた-またしち
笛方住田派の祖。多田逸八の門弟。天明元年(1781)江戸森田座の立笛(たてぶえ)となる。市村座,中村座にも出演。文化の初めごろまで活躍した。
住田又七(2代) すみた-またしち
笛方住田派初代住田又七の子で,父の死後2代を襲名。娘多賀の取り立て門弟住田金太郎(のち又兵衛)によって住田流がうけつがれた。