住蓮(読み)じゅうれん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「住蓮」の解説

住蓮 じゅうれん

?-1207 鎌倉時代の僧。
浄土宗法然(ほうねん)の弟子声明(しょうみょう)にすぐれる。建永元年京都鹿ケ谷で遵西(じゅんさい)とともに六時礼讃の念仏をとなえる。後鳥羽(ごとば)上皇のふたりの女房(松虫,鈴虫)がそれに感化されて出家したため,上皇の怒りをかい,建永2年2月9日近江(おうみ)(滋賀県)馬淵荘(まぶちのしょう)で死罪となった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android