佐々木孝一郎(読み)ササキ コウイチロウ

20世紀日本人名事典 「佐々木孝一郎」の解説

佐々木 孝一郎
ササキ コウイチロウ

大正・昭和期の行政家 西目村長。



生年
明治21(1888)年10月20日

没年
昭和36(1961)年1月27日

出生地
秋田県西目村(現・西目町)

別名
号=錦川

学歴〔年〕
本荘中卒

経歴
明治43年郷里秋田県西目村の助役となり、村有林の合理的経営・耕地整理・教育内容の充実という村政の三大方針をうち立てる。大正3年には同村長に推され、以後18年に渡って村政を見た。世界恐慌・寒害で東北の農村が大打撃を被る中、昭和6年から生産・節約・不況対策の新経済政策を実施。また、教育設備拡充の一環として西目農業高校を創立した。7年に政争による選挙違反に巻き込まれ失職したが、以後の6年間は村長不在であったため、12年には再び村長に就任。21年に辞職した後は、由利郡農会長を務めた。著書に「西目村の話」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木孝一郎」の解説

佐々木孝一郎 ささき-こういちろう

1888-1961 大正-昭和時代の村長。
明治21年10月20日生まれ。生地の秋田県西目村で助役をへて大正3年村長となる。砂防林・防風堤の造成,開田につとめ,戦後は由利郡農会長。昭和36年1月27日死去。72歳。本荘中学卒。著作に「西目村の話」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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