佐々木時信(読み)ささき ときのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々木時信」の解説

佐々木時信 ささき-ときのぶ

1306-1346 鎌倉時代の武将
徳治元年生まれ。佐々木(六角)盛綱(もりつな)の子。祖父頼綱(よりつな)の養子近江(おうみ)守護。後醍醐(ごだいご)天皇の討幕計画に呼応した延暦寺(えんりゃくじ)衆徒とたたかい敗走。正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年足利尊氏の六波羅(ろくはら)攻めの際,探題北条仲時らが自刃(じじん)する直前に降伏した。貞和(じょうわ)2=興国7年8月26日死去。41歳。通称三郎

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android