佐伯勇(読み)サエキイサム

デジタル大辞泉 「佐伯勇」の意味・読み・例文・類語

さえき‐いさむ〔さへき‐〕【佐伯勇】

[1903~1989]実業家愛媛の生まれ。昭和2年(1927)大阪電気軌道近畿日本鉄道前身)に入社。専務取締役時代にプロ野球球団設立委員長となる。同26年社長就任と同時に近鉄バファローズオーナーとなり、以後36年にわたりオーナーを務めた。

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20世紀日本人名事典 「佐伯勇」の解説

佐伯 勇
サエキ イサム

昭和期の実業家 近畿日本鉄道名誉会長;近畿日本ツーリスト会長;文楽協会理事長。



生年
明治36(1903)年3月25日

没年
平成1(1989)年10月5日

出生地
愛媛県周桑郡丹原町

学歴〔年〕
東京帝国大学法学部法律学科〔大正15年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和37年〕,勲一等瑞宝章〔昭和51年〕,勲一等旭日大綬章〔昭和58年〕,愛媛県功労賞〔昭和58年〕,丹原町名誉町民〔昭和63年〕

経歴
昭和2年大阪電気軌道(19年近畿日本鉄道と改称)に入社。22年専務を経て、26年近鉄初の生え抜き社長となる。戦後の復興期の近鉄再建を指揮し、170もの関連会社を持つ、現在の近鉄グループを育て上げた。48年社長を退き会長に就任。62年名誉会長。この間、46年から大阪商工会議所会頭、49年から経団連副会長を務めた。また近鉄球団オーナーを長くつとめ、平成2年野球殿堂入り。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐伯勇」の解説

佐伯勇 さえき-いさむ

1903-1989 昭和時代経営者
明治36年3月25日生まれ。昭和2年大阪電気軌道(現近畿(きんき)日本鉄道)に入社し,26年社長となる。34年全線広軌化による大阪-名古屋間の直通運転を実現デパート,ホテル経営にものりだす。46年大阪商工会議所会頭。近鉄球団のオーナーをつとめ,野球殿堂入りした。平成元年10月5日死去。86歳。愛媛県出身。東京帝大卒。
格言など】果報は練って待て(信条)

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367日誕生日大事典 「佐伯勇」の解説

佐伯 勇 (さえき いさむ)

生年月日:1903年3月25日
昭和時代の実業家。大阪商工会議所会頭;近畿日本鉄道会長
1989年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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