佐原張子(読み)さはらはりこ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「佐原張子」の解説

佐原張子[人形・玩具]
さはらはりこ

関東地方千葉県地域ブランド
香取市で製作されている。明治時代末期に亀車・かに車をつくったのが始まり。その素朴さから佐原地方の人々に愛好されてきた。現在も和紙を重ね貼りして亀車・かに車のほか達磨などの縁起物がつくられている。作品なかには年賀切手に採用された餅つきうさぎがある。千葉県伝統的工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「佐原張子」の解説

佐原張子

千葉県香取市佐原で生産される郷土玩具。和紙を重ね貼りして作る張子人形で、明治時代から製造が続く。亀車、達磨などのモチーフがある。1999年の年賀切手の図案として「もちつきうさぎ」のモチーフが採用されたことでも知られる。千葉県指定伝統的工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android