佐和田町
さわたまち
面積:四七・七七平方キロ
国仲平野西部から真野湾沿岸に位置する。北は大佐渡山地で相川町、東は金井町および国府川を隔てて真野町、南は真野湾、西は二見半島の湾入部で相川町。大佐渡山地が国仲平野に丘陵状にせり出した地域の開発が古く、山地に源を発する石田川が南流して真野湾に注ぐ。「和名抄」雑太郡の石田郷もこの一帯で、中世には二宮保・長木保が成立している。南北朝以後には雑太本間氏の庶子家河原田本間氏が台頭して、ほぼ現町域一帯を領有した。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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