佐波留島(読み)さばるじま

日本歴史地名大系 「佐波留島」の解説

佐波留島
さばるじま

[現在地名]尾鷲市南浦

面積四・六五ヘクタール。尾鷲節に「右は桃頭とが島左は佐波留、中をとりもつ雀島」と歌われる。島全体が県指定天然記念物スダジイタイミンタチバナヒメユズリハなどが茂る。尾鷲港に面した島の西側は新第三紀層で、ウニイタヤガイなどの化石がみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

デジタル大辞泉プラス 「佐波留島」の解説

佐波留(さばる)島

三重県尾鷲市、尾鷲湾湾口に位置する無人島アオサギの繁殖地として知られ、島全体が県の天然記念物に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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