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佐藤卯兵衛 さとう うへえ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

佐藤卯兵衛 さとう-うへえ

1795-1845 江戸時代後期の商人。
寛政7年10月2日生まれ。叔父佐藤卯兵衛の養子。陸奥(むつ)石巻(宮城県)の酒造家。天保(てんぽう)4年,7年の凶作の際に,私財を投じて農民に米や衣類をあたえ,原野の開墾をたすけた。その功により陸奥仙台藩の舟手(ふなて)年寄となる。弘化(こうか)2年8月14日死去。51歳。名は有鄰。字(あざな)は子徳。号は北川。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

佐藤卯兵衛

没年:弘化2.8.14(1845.9.15)
生年:寛政7.10.2(1795.11.13)
江戸後期,石巻港に面した陸奥牡鹿郡門脇村(宮城県石巻市門脇)の商人。諱は有鄰,字は士徳,北川と号した。父は茂左衛門,叔父佐藤屋卯兵衛の養子となる。天保1(1830)年と同2年の仙台藩の廻米記録に船主として登場,荒銅,大豆も扱う。天保飢饉時には私費をもって窮民や病者の救恤を行うが,藩はこの篤行を賞して天保4年に組抜格(郷士)に取り立て,天保8年に御舟手年寄に任ずる。また同年の鋳銭場(仙台通宝の鋳造所)の普請記録には鋳銭下役とある。「富めるものなれども,志いやしからざ」る人物。学問を好み,著書に『鳳渓吟行』がある。墓は石巻市後町西光寺にある。<参考文献>『旧・新石巻市史』,作並清亮編『東藩史稿』

(岩本由輝)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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