デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐藤硯湖」の解説 佐藤硯湖 さとう-けんこ 1831-1890 幕末-明治時代の篆刻(てんこく)家,官吏。天保(てんぽう)2年生まれ。越前(えちぜん)福井藩の右筆。羽倉可亭にまなび,漢学,和歌,詩文もよくした。維新後は太政官(だじょうかん)大主記などののち宮内省につとめた。明治23年6月20日死去。60歳。名は誠。字(あざな)は思誠。通称は実吉。別号に尚旬斎,彫虫居。著作に「日本金石集」「聖賢歯譜」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例