事典 日本の地域ブランド・名産品 「余目ねぎ」の解説
余目ねぎ[葉茎菜類]
あまるめねぎ
仙台市宮城野区の余目地区発祥の伝統野菜。現在では仙台市各地で生産されている。仙台の曲がりねぎの一種。余目地区では水位が高く、立ちねぎの栽培が困難だったため、曲がりねぎの栽培が考案された。曲がりねぎの栽培には、栽培中のねぎを一度抜き取って約30度の角度をつけて寝かせる「やとい」と呼ばれる独特の作業がある。余目ねぎの最大の特徴は、やといによって湾曲した軟白部分の外側にしわができるところ。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報