デジタル大辞泉 「例の」の意味・読み・例文・類語 例れいの 1 話し手・聞き手の双方が知っている人や事柄をさす。㋐いつもの。ふだんの。「例の顔ぶれ」「例の調子」㋑この前の。あの。「例の客」「例の話」2 (副詞的に用いて)いつものように。例によって。「日暮るるほど、―集まりぬ」〈竹取〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「例の」の意味・読み・例文・類語 れい【例】 の ① いつもの通りに。いつものように。例によって。多く、副詞的に用いる。[初出の実例]「日暮るるほど、れいの集まりぬ」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))② 以前からの経過に照らして了解ずみである特定の物事や人をさしていう。[初出の実例]「今夜は新造買の明日までぐい寝にせう。貴公は例のであらう」(出典:黄表紙・長生見度記(1783)) れい‐の【例の】 〘 連語 〙 ⇒れい(例)の 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例