精選版 日本国語大辞典「例の」の解説
れい【例】 の
① いつもの通りに。いつものように。例によって。多く、副詞的に用いる。
※竹取(9C末‐10C初)「日暮るるほど、れいの集まりぬ」
② 以前からの経過に照らして了解ずみである特定の物事や人をさしていう。
※黄表紙・長生見度記(1783)「今夜は新造買の明日までぐい寝にせう。貴公は例のであらう」
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