便門(読み)べんもん

精選版 日本国語大辞典 「便門」の意味・読み・例文・類語

べん‐もん【便門】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多数の門のうち用務にもっとも都合のよい門。
    1. [初出の実例]「凡応閤門者。〈略〉各従便門籍。〈謂。宮門。閤門。当人出入。各有要便者。是為便門也〉」(出典令義解(718)宮衛)
  3. おもてだたない用事に用いる門。通用門裏門。〔布令字弁(1868‐72)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android