閤門(読み)コウモン

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精選版 日本国語大辞典 「閤門」の意味・読み・例文・類語

こう‐もんカフ‥【閤門】

  1. 〘 名詞 〙 内裏(だいり)の内郭の門。衛門の警備する外郭の宮門(建礼門など)の内側の諸門で兵衛が守る。承明、長楽、永安、玄暉、安喜、徽安、宣陽、嘉陽、延政、陰明、武徳、遊義の十二門。→宮門
    1. [初出の実例]「凡行宮外営門。次営門与宮門同。牙帳門与殿門同。御幕門与閤門同」(出典:律(718)衛禁)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の閤門の言及

【承明門】より

…平安宮内裏の内郭の南の正門。《三代実録》《貞観儀式》などでは閤門(こうもん)としている。5間3戸の門とされ,平安宮のなかでももっとも重要な門の一つで近衛府が守ることになっていた。…

※「閤門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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