日本歴史地名大系 「保田庄」の解説
保田庄
やすだのしよう
安田とも書く。有田川下流の氾濫原や山裾の
当庄の歴史で注目されるのは、鎌倉時代湯浅党の有力者保田氏の本拠であったこと、また湯浅氏の出である明恵が一時期修行して、その旧跡に星尾寺(現神光寺)が創建されたことである。保田氏の祖宗光は湯浅宗重の七男。
保田庄
やすだのしよう
建暦三年(一二一三)二月日の慈鎮所領譲状案(華頂要略)に延暦寺
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報