信太・信田(読み)しのだ

精選版 日本国語大辞典 「信太・信田」の意味・読み・例文・類語

しのだ【信太・信田】

[1] 大阪府泉北郡にあった地名。旧信太村。昭和三四年(一九五九一部泉大津市に編入され、同三五年、残りの大部分和泉市に編入された。現在の和泉市の北部から泉大津市の一部を含む地域にあたる。黄金塚(こがねづか)など古墳多く信太山がある。
[2] 〘名〙 「しのだまき(信太巻)」の略。
※まんだん読本(1932)東京屋根の上〈古川緑波〉「メニュウの一と通りを申し上げると、しのだ、さつま揚げ、芋ちくわ、はんぺんかまぼこ━その他うで卵なんかもある」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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