信太巻き(読み)しのだまき

精選版 日本国語大辞典 「信太巻き」の意味・読み・例文・類語

しのだ‐まき【信太巻・信田巻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 狐は油揚好み信太の狐の伝説が有名であるところから ) 魚介類野菜乾物肉類などを刻み合わせ、切口を開いた油揚の中につめて真ん中かんぴょうで結んだもの。信太。
    1. [初出の実例]「『おでんはないか、おでんは…』『あれば俺は信田巻だ…』」(出典:大寺学校(1927)〈久保田万太郎〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android