信太巻き(読み)しのだまき

精選版 日本国語大辞典 「信太巻き」の意味・読み・例文・類語

しのだ‐まき【信太巻・信田巻】

  1. 〘 名詞 〙 ( 狐は油揚好み信太の狐の伝説が有名であるところから ) 魚介類野菜乾物肉類などを刻み合わせ、切口を開いた油揚の中につめて真ん中かんぴょうで結んだもの。信太。
    1. [初出の実例]「『おでんはないか、おでんは…』『あれば俺は信田巻だ…』」(出典:大寺学校(1927)〈久保田万太郎〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android