修善院(読み)しゆうぜんいん

日本歴史地名大系 「修善院」の解説

修善院
しゆうぜんいん

[現在地名]小川町下吉影

ともえ川右岸の高台に位置する。真言宗豊山派で泰永山と号する。本尊は大満虚空蔵菩薩。創建年代は不詳であるが、享保四年(一七一九)の過去帳(修善院蔵)によると、初めは讃岐善通ぜんつう寺末であったが、のち大和の長谷はせ寺末となった。安永六年(一七七七)二二代住職寛恵が建立した宝篋印塔に歴代の住僧名が刻まれる。明治一九年(一八八六)堂塔伽藍や記録のほとんどを焼失、留守の住職まで死亡した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む