倉淵玉鳳(読み)くらふち ぎょくほう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「倉淵玉鳳」の解説

倉淵玉鳳 くらふち-ぎょくほう

1780-1863 江戸時代後期の画家
安永9年生まれ。淡路(あわじ)中島村(兵庫県西淡町)の人。岡田玉山にまなぶ。寛政10年帰郷して染物業をつぎ,のち酒造業を兼営大作を得意とし,嘉永(かえい)3年法橋(ほっきょう)となる。晩年には俳諧(はいかい)をよくした。文久3年5月17日死去。84歳。名は由信。通称は竜左衛門。別号に淵竜,蛙堂,淵庚子。俳号は年々。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android