停任(読み)チョウニン

デジタル大辞泉 「停任」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐にん〔チヤウ‐〕【停任】

国司などの官人が、過失などで職を一時やめさせられること。ていにん。
御札を削って、闕官―せらるべきよし」〈平家・一〉

てい‐にん【停任】

ちょうにん(停任)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「停任」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐にんチャウ‥【停任】

  1. 〘 名詞 〙 過失などによって国司などの官職を一時やめさせること。ていにん。
    1. [初出の実例]「大宰権帥平惟仲、勘罪名停任。依宇佐宮訴也」(出典百練抄‐寛弘元年(1004)一二月二八日)
    2. 「解官停任(チャウニン)せられし人々」(出典:太平記(14C後)一二)

てい‐にん【停任】

  1. 〘 名詞 〙ちょうにん(停任)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android