側陋(読み)そくろう

精選版 日本国語大辞典 「側陋」の意味・読み・例文・類語

そく‐ろう【側陋】

〘名〙 (形動)
身分のいやしいこと。また、そのさまや、そのような人。卑賤。
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二「造化大主、特にこの側陋貧窶なる老人をその前に召び近けられ」 〔書経‐堯典〕
中心から離れてかたよること。せまくてむさくるしいこと。また、そのさまや、そのような所。
史記抄(1477)一一「禹は則陋なる処にいて百人ばかり可居ほどの聚落もなかったぞ」 〔晉書‐左貴嬪伝〕

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普及版 字通 「側陋」の読み・字形・画数・意味

【側陋】そくろう

卑賤。側微。〔東観漢記、応奉伝〕應奉、武陵太守と爲る。學を興し、側陋を擧げ、邇(えんじ)(遠近)にせらる。

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