偶人(読み)グウジン

デジタル大辞泉 「偶人」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐じん【偶人】

人形木偶でく
金銭をして塊然たる―の如くならしめず」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「偶人」の意味・読み・例文・類語

ぐう‐じん【偶人】

  1. 〘 名詞 〙 人の形をしたもの。人形。木偶(でく)
    1. [初出の実例]「土や木で人がたを作て、其偶人をあいてにしてばくちを打ぞ」(出典:史記抄(1477)三)
    2. [その他の文献]〔史記‐殷本紀〕

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普及版 字通 「偶人」の読み・字形・画数・意味

【偶人】ぐうじん

ひとかた。〔元典章、礼部三、禁約厚喪〕そ喪るとき、其の棺槨を大にし、衣衾を厚うし、其の宅兆を廣くし、珍寶・偶人・馬車物を備存する~は、惟(た)だに甚だしく古制を失ふのみに非ず、法に於て未だ應あらざるに似たり。

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