偶然論(読み)グウゼンロン

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「偶然論」の意味・読み・例文・類語

ぐうぜん‐ろん【偶然論】

  1. 〘 名詞 〙 すべての事象特定原因なしに起こると主張する哲学上の立場。世界の発生と変化は結局のところ偶然に帰着するという考え方。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「偶然論」の意味・わかりやすい解説

偶然論
ぐうぜんろん
casualism

われわれが原因を知らないからではなく,現実に,かつ客観的に原因がないために絶対的に非決定的である事象があるという説。古代のエピクロス,ルクレチウス現代の C.パースらのタイキズム tychismもこれに近い

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む