デジタル大辞泉
「偸安」の意味・読み・例文・類語
とう‐あん【×偸安】
目先の安楽を求めること。
「―姑息の貴族輩に至りては」〈陸羯南・国民論派〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
とう‐あん【偸安】
- 〘 名詞 〙 ( 安きをぬすむの意 ) 目さきの安楽をむさぼること。一時しのぎをすること。一寸のがれ。
- [初出の実例]「殊恨淹二引日月一、偸二安非服一」(出典:本朝文粋(1060頃)四・為昭宣公辞摂政第二表〈菅原道真〉)
- 「偸安姑息の貴族輩に至りては争ひてナポレオン帝に臣事せんことを望む」(出典:真善美日本人(1891)〈三宅雪嶺〉国民論派〈陸実〉)
- [その他の文献]〔史記‐秦始皇本紀〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「偸安」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 